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尖閣諸島問題その2

尖閣諸島の衝突事件から始まった日中関係の悪化だが、中国人民の反応を見ていると、かつて軍国主義に突き進んでいた日本の姿に似ているような気がする。
いちばん問題なのは、中国内に正しい情報が流されていないということ。
人民は尖閣諸島の歴史的史実など全く無知だし、中国政府もただ中国領土と言うだけで歴史的証拠などの詳細は説明していない。(できない)

ネットで調べていたら中国(中華民国)から贈られた感謝状なるものを見つけた。
感謝状
この感謝状は1919年(大正8年)冬、中国福建省の漁民31人が遭難し、尖閣諸島魚釣島に漂着した際に、石垣村(現・石垣市)の住民が救助したことに感謝の意を表し、中華民国駐長崎領事が贈ったもので、石垣市の八重山博物館に保管されている。当時は鰹節製造の漁夫80人、海鳥の剥製作りの職人80人等が魚釣島と南小島等に居住していたそうだ。

この中で当時の中国政府は尖閣諸島を「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と明記している。
当時の中華民国は台湾ではなく大陸も支配していた国家であることから、現在の中国および台湾も尖閣諸島は日本の領土だと認めていたことになる。
1971年6月に台湾、12月に中国が相次いで領有権を主張し始めたわけだが、これは1969年および70年に行なわれた国連による海洋調査で大量の石油埋蔵量の可能性が報告されたからであり、それまでは両国ともに領有権の主張はなかった。

とにかく都合の悪いことは一切、国内・人民に知らせる事をせず、民衆を洗脳し操っているのは、かつての日本軍が士気高揚のため戦況が劣勢にもかかわらず優勢だと情報操作していたのと同じだ。軍国主義に進んでいるのは中国の方である。

河北省で拘束されたフジタ社員も「軍事管理区に無許可で立ち入り、軍事対象を動画撮影した」とだけ報道されていて、目的だった「旧日本軍の遺棄化学兵器の処理事業の下見のため」とは伝えていない。そのため、これに触発された無知な人民の多くがインターネットで、「厳しく処罰せよ」とか「殺せ」などの書き込みをしているそうだ。日本が中国のためにどれだけの援助をしているのかは人民には全く知らされておらず、まさに恩を仇で返す形になっていても中国政府が容認しているのが恐ろしい。

一方、富裕層や若者の中には海外からの情報をキャッチし、総合的に判断して政府に対して疑問を持つ者が増えているのも確かである。ただ、一党独裁の国家であるが故、北朝鮮同様の密告社会も残っていて、表立って自由な発言が出来ないのが現状であり、日本への旅行や各種の文化交流が中止になったのも同業者などからの誹謗中傷を防ぐ自己防衛だったのかもしれない。

いずれにしても、今回の日本政府の対応は中国という国を知らな過ぎるし、あまりにもお粗末だった。船長を釈放すれば態度が変わるとでも思ったのだろうか?弱みを見せればとことんつけ上がる国だから、善意の対応なんて全く意味がないのだ。
結局、事件以来、対日本輸出入の税関検査が厳しくなって、輸出が止められたり、納期が大幅に遅れたりする嫌がらせも発生している。私の仕事にも少なからず影響が出るだろう。

世界の工場として依存してきた中国であるが、今回の事件でセカンドチャイナに移行する企業も増えてくるのではないだろうか?そうなれば中国は自分で自分の首を絞める結果になると思うのだが・・・。

PS.10月2日に日本各地で領有権主張のデモがあるようです・・・今後の展開に期待。


ご覧いただき、ありがとうございました。


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