FC2ブログ

晴明塚(遠州七不思議)

静岡県掛川市大渕(旧小笠郡大須賀町)に晴明塚(せいめいづか)という市指定の史跡があります。文化財として市から指定されたこの「晴明塚」は、陰明師・安倍晴明が祈とうしたといわれる塚で、古くから伝わる伝説があり、遠州七不思議の一つとされています。


【史跡「晴明塚」の由来】現地説明板より
今からおよそ千年前、京の都に安倍晴明という天文・歴学にくわしい陰陽師があった。ある時、荒波で聞こえた遠州灘に面したこの地に立ち寄り、村人の乞いに応じて、それまでしばしばおそった津波防止のために、あずき色の小石を積み上げて熱心に祈祷をした。その霊験により以後、この村には津波の災難がなくなったと言われる。この為村人たちは自然の暴威を鎮めた晴明の徳を讃えて、ここに祀り晴明塚と称するようになった。又晴明塚に祈願すると疱瘡にかからぬと信ぜられ、往年その流行期には遠近から多数参詣者があった。疫病予防の為には赤い石一個を借り出しお礼の時には二個にして返す。返した石はどんな色の石でもあずき色に変わると伝えられ遠州七不思議の一つに数えられている。


浜松から国道150号線を東に進み、旧大須賀町に入ると、見落とししそうな看板が出ています。
001_晴明塚入口看板


海側に少し入った所に、小さな小屋と駐車場がありました。
002_駐車場


小屋の先には晴明塚の説明板が立っており、奥には竹垣で囲まれた塚があります。
003_全景


晴明塚の説明板。
004_説明板


説明板の内容は冒頭に書きましたが、伝説は時に尾ヒレが付いたり、都合の悪いことは伝わらなかったりする事があります。私が晴明塚の伝説を調べると、以下の内容の話もあったので載せておきます。

「千余年も昔のこと、あるとき、この大須賀の地に陰陽師として名高い安倍晴明が訪れました。波の害に苦しめられていた村人たちは、津波と波の音封じをしてもらえないものかと晴明に訴えました。すると晴明は、津波封じに金三百、波の音封じに金五百を要求したのです。村人たちは苦心惨澹の思いで金を工面したが、どうにも金三百しか集まらなかった。とにかく津波封じだけでもと言う村人たちの乞いに応じて、晴明は小豆色の小石を積み上げて塚を作り祈祷を行なったのです。それ以後、他の村々が波にさらわれたときも、この地だけは塚より陸側へ波が入ることはありませんでした。しかし金の工面が付かず音を消してもらえなかったため、今でも遠州灘一帯では、荒れた波の音がそこここに響き渡っているのです。」


これが「晴明塚」です。大小の石を積み重ねた塚です。
005_晴明塚


言い伝えどおり、あずき色の石がたくさんあります。その他の色の石も、やがてあずき色になるのでしょうか?
006_あずき色の石


少し離れたところには、男女が抱き合っている石像がありましたが、説明板が無くて晴明塚と関係があるのか解りません。
007_石像


横から見た晴明塚。大量の石が積まれているのがわかります。
008_晴明塚


塚の横にも説明板がありました。(内容は入口の説明板と同じです)
009__晴明塚説明板


石を積み重ねて祈願しています。
020_石塔


塚の前には花や飲み物がお供えされていましたが、ひっそりとした場所でした。
021_晴明塚


私も新型インフルエンザの予防のため、石を一つお借りしてきました。無事に過ごせたら二個の石を返しに行きたいと思います。
022_持ち帰り石


ご覧いただき、ありがとうございました。


FC2 Blog Ranking

ブログランキング参加しています。クリックしてね!
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

月別アーカイブ

義援金募集

FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
カテゴリ
リンク
検索フォーム