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遠州三山風鈴まつり~油山寺

油山寺は、約1,300年前に行基菩薩により開山されたといわれ、目の霊山として知られる真言宗の古刹です。
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山門は、もとは掛川城の大手二の門で、明治5年(1872年)の廃城の際に藩主・太田氏から寄進を受けて移築されたといわれています。墨書によると、万治2年(1659年)建立とされ、入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺の門です。大棟の両端には城郭の門にふさわしく鯱(しゃち)一対がのっており、国指定重要文化財となっています。
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広大な境内は昼でも暗い杉林におおわれており、渓流や滝があって神秘的です。
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薬師本堂に向かう山道の途中にある瀧堂。
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瀧堂の天井には「白龍の画」が描かれており、渓谷より渦を巻き上昇する白雲を正に天に昇る白龍の如く体感、天井の画とすると記されてます。
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瀧堂で見つけたニホントカゲの幼体。コバルトブルーの尻尾は成体になると色褪せてしまいます。
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こちらは尻尾が色褪せてきた亜成体のニホントカゲ。
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油山寺の三重塔は、滋賀県の長命寺、京都府の宝積寺の塔とともに
『桃山時代の三名塔』といわれています。
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建立年代については、天正2年(1574年)に着工、中断を経て、慶長16年(1611年)に完成したといわれており、国重要文化財の指定を受けています。
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反り(そり)の美しい屋根、それを支える軒下の複雑な木組、最上層には放射状の
扇垂木(おうぎたるき)など、全体のバランスが整ったたたずまいは印象的です。
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三重の塔の先には薬師本堂があります。
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薬師本堂は建久元年(1190)に源頼朝公から眼病平癒のお礼として三重塔と共に寄進され、寵臣の工藤祐経が普請奉行に当たったといわれています。その後、元文3年(1738)に八代将軍の徳川吉宗公が、病気平癒のお礼に本堂の再建を行ったと伝えられています。
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江戸時代中期の貴重な建築物として県の重要文化財に指定された後、昭和46年(1971)に文化庁の指導の下、修理を行っています。
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礼拝門
本坊の入り口に構える門で、屋根の頂部、大棟の表には双龍、裏には十六大菩薩の棟飾りが輝いています。
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宝生殿
不動明王や四天王、十三仏など、諸天諸仏を見ることができ、室内の寺宝もみどころです。
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方丈や吉祥菴などのお堂の軒下には、さり気なく吊るされた南部風鈴が全部で50個ほど、風が吹くと周囲の緑から聞こえる葉擦れの音と風鈴の音色が調和し、和の風情を感じることができます。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
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