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黒い電気機関車EH10

国鉄現役蒸気を撮影していた頃、東海道本線にはEH10形という黒い機関車が走っていました。
EH10形は、1954年(昭和29年)に登場した日本国有鉄道の直流電気機関車で、1957年(昭和32年)までに64両が製作され、東海道本線・山陽本線の貨物列車牽引用に使用されました。
車体塗装は黒色に黄色の細帯を入れたいささか物々しいもので、それ以前の電気機関車における茶色塗装に比べて力強い印象を与えました。
EH10は国鉄が製作した唯一の8動軸機であり、国鉄史上最大級の電気機関車でした。



試作機の1~4号機は外観上の特徴としてパンタグラフが中央寄りに設置されました。これはパンタグラフ間の引き通し線の重量を削減するため、車体中央寄りに設置され、2つの車体の連結面側に設置されました。(EH103:浜松駅下り線 1972年撮影)
eh103.jpg


次位に回送のEF5860お召予備機が連結されています。(EH104:浜松駅上り線 1973年撮影)
eh104+ef5860.jpg


5号機以降の量産型ではパンタグラフの位置は両端近くに離されました。これは、試作機のパンタグラフの位置が近すぎる事で、架線への押し上げ力が過大となったり、高速走行中に共振を起こすなど架線への悪影響を考えて改良されました。(EH1020:天竜川-浜松 1973年撮影)
eh1020.jpg


浜松駅を通過するEH1047牽引の上り貨物列車。(1973年撮影)
eh1047.jpg


EF60と重連になったEH1060号機牽引の下り貨物列車(浜松駅下り線 1972年撮影)
eh1060.jpg


ご覧いただき、ありがとうございました。
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