三大珍獣の最後はオカピです。
オカピは1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって発見されました。当初はシマウマの仲間だと考えられていましたが、後にキリンの仲間であることが分かりました。キリンのように長い舌で木の葉や新芽をたぐり寄せて食べます。雌のほうが雄よりもやや体が大きく、雄には皮膚で覆われた2本の短い角があります。オカピは生息地である中央アフリカにおいても非常に個体数の少ない動物として認識されており、その数は全世界のオカピを合わせても、10000頭ほどしかいないといわれており、絶滅が危惧され、準絶滅危惧種として登録されて野生生物保護区において保護を受けてなんとかその種をつないでいます。
日本でオカピを見られるのは、よこはま動物園ズーラシア・上野動物園・横浜市立金沢動物園の3園だけです。
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- 2016/01/28(木) 00:00:43|
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上野動物園では世界三大珍獣と呼ばれている動物が飼育されています。
先に紹介したジャイアントパンダが有名ですが、このコビトカバも三大珍獣のひとつです。

コビトカバはアフリカ西部の熱帯雨林内にある沼や湿原などに生息する小型のカバで、 成長しても体長1.7m、体重270kg位で、カバの子供ほどの大きさです。主として草、木の葉そして果実などを食べています。 カバと比較すると陸上で生活する時間が長く、池の中でのんびりする時間は少ないようです。

コビトカバは野生では3000頭位しか生息せず、絶滅が心配されているとても希少な動物で、日本の動物園では、上野動物園、東山動物園、和歌山アドベンチャーワールド、いしかわ動物園の4園で飼育されています。


こちらは普通のカバです。コビトカバに比べて目が突出していて水中生活に適した体系になっています。
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- 2016/01/27(水) 00:00:03|
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